紙書籍版販売開始

 

以前、自分の作品の電子書籍を出版したことがある。先日、アマゾンから紙書籍も出版が可能になったという連絡が届いたので、中島一則短編集中島一則随想集(2010年代)を、紙書籍としても出版することにした。幸いすでに電子書籍版を作成したときのデータがあるので、それを紙書籍版に利用するのは簡単だった。一番難航したのは表紙作りだった。新しくおしゃれな装幀の表紙を一から作成することも可能だったけれど、それほどの知識も体力もないので、電子書籍版の表紙をそのまま流用することにした。しかし、紙の書籍となると、表紙だけでなく裏表紙や背表紙など、考えるところはたくさんある。結局あまり凝ったことはせずに解説文をそのまま載せるだけに留まった。それでも、自分の本が紙の書籍というかたちで存在するのはとても感慨深い。いわゆる物質的恍惚という感覚だ。子供のころの夢が、「小説家になって、本を出版すること」だったので、いわば夢が叶ったわけだ。何歳になっても夢が叶うというのは本当に嬉しい。アマゾンで「中島一則」で検索すれば、電子書籍版と同じページで紙書籍版にもたどりつく。

アマゾンでのみ販売中だ。

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