MediaWiki 1.13.0

Wikipediaのシステム部分であるMediaWikiの最新バージョン 1.13.0がリリースされた。1.12.0の時にインストールがうまくいかず、保留にしていたのだ。バージョンが変わって、再度挑戦し、今度は何とかインストールすることができた。

結論から先に述べると、MediaWikiはUTF-8を使用するため、Vine Linux 4.2にインストールするのが大変面倒だ。こういう時は、Ubuntuなどの方がいいのかなと感じる。一方で、platexを使う時はVine Linuxの方が好都合なので、ディストリビューションの差は一長一短と言ったところか。

何はともあれ、苦労した点を記録しておく。
  • PostgreSQLは古いバージョンの頃から使用しており、デフォルトのエンコードがEUC-JPになっている。そのため、MediaWikiをインストールすることができない。
  • Vine Linux 4.2は標準の文字コードがEUC-JPなので、それを変更する必要がある。
    • PHP5の設定、/etc/php5/php.iniの一番下の方にあるエンコードの設定をすべてUTF-8に変更する。
    • mysqlサーバの起動スクリプト/etc/init.d/mysqlの298行目に--default-character-set=utf8を追加する。再起動する。
    • mysqlにwikidbを作成する時に、utf8を指定する。
    • mysqlの設定ファイル/etc/my.cnfにdefault-character-set utf8を指定する。
PostgreSQLの他に、MySQLもインストールすることになり、その部分でも時間がかかってしまった。それでも、首尾良くインストールが完了した。MySQLについても知識を得ることができた。

vmware playerの不具合
ファイル名をUTF-8化
パールとメカブと案山子
MTOSが正常動作する
MTOS-4.2rc1-ja

このブログ記事について

このページは、ちんみが2008年8月17日 16:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「MTOS-4.2-ja」です。

次のブログ記事は「Interwiki」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。