妹背山婦女庭訓

妹背山婦女庭訓(いもせやまをんなていきん)を読んでいる。奈良の猿沢池の采女伝説や神鹿殺し伝説の場所を訪ねてみて、それに由来する話を読みたくなったのだ。
1771年の作品なので、読むのに難儀するかと思ったが、考えていたより読みやすい。七五調で声に出すことを前提に書かれているからだろう。また話が滑稽で楽しめる。女が男の耳元に吹矢を吹き刺して、男が激怒したところを、別の男が女の戯れ事とたしなめるなんて、現在ではあり得ない。そんなことをされたら普通死んでいる。

他に、「コレなう」とか「お目にかけうナウ」など、今の流行に通ずるものがある。
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このページは、ちんみが2010年2月 8日 20:14に書いたブログ記事です。

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