Fedora 9をインストール(Linuxを使う理由)

Linuxを最初に使ったのは、おそらくバージョン1.0.3のころだ。その後、すぐに1.0.6を使い始めたと記憶している。調べてみると、1.0.3は94年3月21日にリリースされている。1.0.6は94年4月3日だ。まだWindows95は発売されておらず、Windows3.1を使うかOS/2を使うかという感じだった。そのとき、Unixに詳しい会社の友人にLinuxを教えてもらい、Compaqのプレサリオ433に導入することにしたのだ。当時メモリを64MB積んでいたにもかかわらず、Linuxが16MBしか認識せずに悩んだことがあった。結局自分でソースを眺めて、それらしいところを見つけ、マジックナンバーよろしく、直書きで64MBのメモリを認識させたのだった。今から思えば、LILOにMEM=64Mとパラメータ渡せば済む話だったのだと思う。しかし、その頃はインターネットは一般的ではなく、日本語の解説書もほとんどなかった。カーネルのソースを見れば、そこに書いてあるのだから、それを見るのが一番早かった。たしかLASER5のSlackwareを導入したので、ドキュメントはCDの中のJFとかを見るだけだったと思う。

いずれにしても、それからずっとLinuxを使っている。発音はもちろん、リニュクスだ(最初にそう覚えたので)。非力なマシンでも軽快に動き、不安定になることが滅多にない。今でも実際、作業は殆どターミナルソフトウェア(UTF8 TeraTerm Pro)を開いているか、ウェブブラウザでWikiやブログを書いているかだ。

それならばと思い、古いマシンにFedora 9をインストールしている。Fedoraを使うのは初めてだ。
Slackware - Vine Linux - Kondara MNU/Linux - Vine Linuxと使っているので、Debianは一度も使ったことがない。FreeBSD(PC98)も一時期使っていた。どんな感じのディストリビューションか楽しみだ。Fedoraを選んだ理由は、UTF-8サポートと最新のソフトウェアをサポートする傾向があると言うところだ。Ubuntuも魅力を感じたが、Debian系ということで候補から外した。Vine Linuxのサポートスピードは決して速くなく、自分で野良tall玉をコンパイルすることが多いので、別のディストリビューションを選んだのだ。

Linuxを使う理由は以下の通りだ。
  • 長年使っているので、慣れている。
  • Linuxが好きだから。
  • Windowsで苦労している。
  • 便利なで好きなソフトウェアが多い。

vmware playerの不具合
ファイル名をUTF-8化
パールとメカブと案山子
MTOSが正常動作する
MTOS-4.2rc1-ja

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このページは、ちんみが2008年9月 5日 21:34に書いたブログ記事です。

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